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ペットの命日

2022年4月29日。

今日は、フクが白血病で旅立って

2年が経過しました。

 

ちょうど新型コロナが流行り出して

間もない頃でした。

マスクを着用してフクの診察に行っていた

あの頃がとても遠くに遠くに感じてしまう…

 

「フク…逢いたいよ…

今日はね、キャットフードのドライと

パウチ両方買って来たからね!」

そう帰宅してフクに語りかけた。

 

時計が29日を刻むと、私は

49日法要の時の動画がYouTubeに 

上げてあり、保存していたのでその

30分ほどの動画を流しながら

正座をし、手を合わせた

 

自分の苗字とフクの名前が呼ばれる

 

元気だった頃のフク…私は仕事から帰ると

フクと同じ目線に近づくように膝をつく…

「ただいま〜!」と同時に

両腕を伸ばして私に寄りかかる

可愛い仕草が思い浮かんだ。

 

かと思えば、食事も出来なくて流動食を

嫌がるフクにシリンジで強制的に口に

含ませていた光景…

更に1番辛かった

フクを看取る最期のシーン…

 

楽しかったこと、辛かったことの両方が

浮かんできて涙が溢れている…

 

フクと過ごした5年半…

 

後悔する事ばかりで苦しかったこの2年…

 

それでも日々は続いて行く…

 

今は辛い事があったり不安な事があると、

手元供養のフクの前で話しかけたりして

フクが守ってくれてるって思えるように

なってきました…。

 

それにこないだとても嬉しい出来事がありました

 

布団に入り、枕に頭を付けて眠ろうとしたその時…

私の頭のすぐ横で枕が一瞬沈む感触が

伝わってきたのです…

 

それはまさに猫が枕を”フミフミ”する時のような

その感触を確かに感じました

 

フク…来てくれたのね!

フックんありがとう…嬉しいよ

 

自然と涙があふれ出ていました

 

本当に一瞬のことでしたが、私は

心がほっこり温かくなりました



今はまだ時々ペットロススイッチが発動し

泣いてしまいます…

 

フクに逢いたいって泣いてしまいます

 

でもその感情を無理に抑え込むことは

決してしないようにしてます…

 

逢いたいって泣いても、「フク、ありがとう…」

この言葉を必ず声に出して

言うようにしています。