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大変! 病気の猫への薬の投与が出来ない!

 

やっとのことで錠剤を猫の口の中に

直接投与をマスターしたのですが、

時 すでに遅しなのです。

 

フクは白血病のため虹の橋を渡り

天国へ旅立ちました

 

2019年8月発症。

2020年4月29日 約8ヶ月の闘病の末永眠。

 

私の経験からすると、

猫が病気になってから習得しては

遅いのです!

 

何度か暴れてどうしても服用

させきれず、仕事へ行く時間も

あるので、仕方なく病院へ行き

薬の代わりに注射してもらった事も

ありました。

 

今回は錠剤の直接投与を私が

マスター出来るまでの

私がやってきた事を何回かに分けて

記述します。

 

直接投与マスターまでの苦しい道のり

それは・・・

動画にあるように簡単では決してなかった事実

 

獣医さんが薬を飲ませて

お手本を見せてくれているのを

この目で見ながら

これなら出来そう!と

たかをくくってました。

 

ちょっと練習してみようと帰宅して

猫を眺めながら自分の手で

飲ませているのを頭の中で

シュミレーションしてみた。

★ 上記の画像を見ながら

次に実際に猫に触ってイザ !

 

先ず猫の背後に回り、自分のお腹と太ももで

挟んで猫の体を固定してから

次に… 

 

頭を撫でなでしながら更に一呼吸…

変に緊張を見せるとフクに感づかれるので

あくまで平常心で、

「フクちゃ~ん!おりこうさんだねぇ!」

と言いながら落ち着け、自分!

心臓バクバクな私(笑)

 

いよいよ、口を開けさせようと事前に調べて

おいたように猫からすると口元を

(頬骨の所 )左手親指で、

もう片方の口元を人さし指、

中指と薬指、小指の4本で押さえ

右手の親指と人差し指に薬を挟んでる

イメージをして閉じている猫の口を

真ん中から右手中指でこじ開けて

口を開けさせようと試みました。

(ちなみに右手左手は利き手、飼い主

さんがやり易い手でいいですよ。)

 

結果… …  頬骨の部分をちょっと

押さえただけで拒否反応〜‼︎

首を振って私の手をどかそうと必死!

 

猫って結構力強いのです。

逃げようと必死なのでそりゃもう

火事場の馬鹿力状態です!

 

すると私の中で不安が募っていきました。

 

これからちゃんと毎日飲ませられるのか?

 

調べたところ、猫が動けないようかなり

強めに固定しないといけないらしいのです。

でも、私にはそれがどうしても

 できないのです。泣…

どうしても…

 

病気の猫に力づくで挑む事が…。泣

 

のっけから挫折を味わい、不安は的中。

全くといっていいほど出来ないのです。

 

でも、そんな事言ってられません!

 

ちょっと具合が悪い程度なら多少

出来なくてもいいのですが、

何せ「白血病」ですから

出来ないと困るどころの話では

済まないのです。

 

そう…一刻を争うほどの事態なんです。

 

何度動画を見て同じようにしようと

試みてもフクはじっとしていてくれません。

私の手に噛みついたり爪で引っかいたり、

その抵抗の力強さに驚いたくらいでした。

 

背後からがダメならと猫が

逃げられないように部屋の隅に

連れて行って挑戦しましたが

必死こいて私の手を

どけてしまいました。

 

仕方なくとりあえずエサに混ぜて

飲ませてみようと思いどんな方法が

いいのかを試行錯誤…

 

「ちゅ~る投薬用」というのがある‼

 

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これは普通のちゅ~るおやつと違って

練りの粘性も高く真ん中に

錠剤を埋め込んで隠すことができます。

 

動物病院で1本から購入できます

 

救世主現る!! (笑)

…と言いたいところですが…⁈

 

実は白血病の診断が下される直前

抗生物質を飲ませられなくて、この

ちゅ~る投与用を使ったのですが、

錠剤のかたまりのままだと

猫は舐めていく過程で錠剤の青いのが

顔を出し、猫に気付かれて失敗しました。

 

今思うと、人さし指に乗せて猫の口元に

当てたので食べずに舐めたのですが、

本当は口の中に入れてあげないと

いけなかったと思います。(笑)

だけど、それが出来るなら

そんなに苦労しないけど…苦笑

 

とにかく猫自身の意思以外では

口を開けさせてくれません。

 

日頃の歯みがきでさえ素直に

開けてくれないので苦労してました。

 

しかも、薬を飲み込ませる時に

口を閉じさせて上を向かせないと

いけないのですから。

 

そこで、私は錠剤を粉状に砕いてから

ちゅ~るに隠しました。

 

抗生物質アモキクリアは

猫の好きな かまぼこの味がするので

その時は何とか舐めてくれました。

 

でもこの方法では2度目はフクには

通用しませんでした。

しかもステロイドの時は苦味があるため

ちゅ~るでは猫に直ぐ気付かれて

舐めませんでした。

 

猫は勘が鋭い‼

それに匂いや味にも敏感!

 

すっかりバレちゃってました。

 

結局のところ、この先も私の場合

ちゅ~る投薬用は数本購入したものの

上手く使うことは出ませんでした。

 

他の方法を考えなくては・・・焦り💦

 

砕いたステロイドパウチに混ぜてみる!

1日しか成功せず…!

しかも最後のあたりで残してしまい、

これではきちんと決められた量を

服用できてないではないか…

・・・焦り💦

 

別の方法を考えなければ…

ステロイドは1回2錠飲ませないと

いけないのです…💧

 

少し時間を置いて…

 

今度はステロイドを砕かず

そのままパウチの中に…

 

猫が ひと口目か2口目で薬に

気が付かないうちに食べる場所に

隠してみました。

 

私が見てると感付かれそうなんで

直ぐに部屋から出て行き、

しばらくして祈るような気持ちで

皿を確認しました…。

 

✳️ フクちゃん 完食〜〜‼️

✌️✌️✌️✌️✌️✌️✌️✌️✌️

 

嬉しくて涙が思わず出ました。

 

ありがとう、フク…。

 

その間にかかった猫のストレスは相当の

ものだったと思います。

これで逆に具合悪くなったんではないかと…

 

抵抗する時のフクの鳴き声が

尋常じゃない程の声だったのです。

それはもう・・・

聞いたことがないような鳴き方で。。。

 

涙が出てしまいました。

 

こんな事では白血病には勝てない…!

フクがストレスを感じずに済むような

飲ませ方をしないとだめだ!

 

血液検査と抗がん剤を毎週行いながらの

毎日の錠剤の服用。

 

戦いは始まったばかり

 

私は思いつく全ての方法を

ネットで調べながらトライしました。

 

薬投与に悪戦苦闘し1日は

何とか終了。

 

フクも私も疲労困ぱい…!

 

でも、私の疲れなんてフクの

辛さを思えば疲れたなんて言ってられない。

 

 

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血液検査の結果、

白血球、赤血球、血小板減少で

ダルそうに座り込んでいるフク