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あなたの猫ちゃんは薬を飲ませやすい?〜錠剤の直接投与〜

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先ず、言っておきたい事は薬の投与は

飼い主さんが直接指で猫の口の中に

入れて飲ませることがベストです。

 

なぜなら、猫は熱が出ると食べなくなる

ことがあり点滴に頼ることに

なるからです。

 

我が家のフクがそうだったのです。

健康でちょっとした症状で

直ぐに治る症状ならさほど

気にしないで済みますが、白血病

発症してからのフクは、

熱が出ることが頻繁にあり

高熱にまで上昇したら

食べなくなるのです。

 

人間ってだって高熱なら

食べる気力なくなりますよね。

 

猫の平熱は38度台です。

39.5度以上にはあまり

ならないのですが、フクは40.2度にも

なることがありました。

 

これ以上熱が上がると危険だと

言われた事もあります。

 

そんな状況下でもスムーズに

服用できるかはとても大事になってきます。

猫に与えるストレスをいかに

最小限にできるかです。

具合が悪い猫にとってそれだけでも

一大事なのでこれ以上のストレスは

体によくありません。

 

猫も性格が違うようにサプリメント

薬においても飲ませやすい猫ちゃんと

半端ない程拒絶して苦労する猫ちゃん

がいるかと思います。

 

我が家もその半端ない程嫌がり

噛み付かれたり

引っかかれたりとそれはもう

お互いストレスMAX状態で

とてもとても苦労しました。

 

この事がフクの病気の進行にも

影響を及ぼしたのではないかとさえ

思えるのです。

 

愛猫を白血病で失った今、日頃から

飼い主はもしもの時に備えておく

事の重要性を身にしみて経験したからです。

 

猫はストレスに弱く、

ストレスのない生活を心掛ける

必要があります。

 

特にフクの場合は

白血病エイズウィルスが体内に

潜んでいる状態(持続感染) なので

いつ悪さをしでかすか分からない故、

ストレスはその引き金に

なりかねないのです。

 

そして ついに発症してしまいました…泣

 

フクが服用した薬の種類です。

猫の体重で量は変わります。

 

抗生物質 アモキクリア  

      (1回1錠を1日2回)

 

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ステロイド  プレドニゾロン

     (1日1回2錠 )

 

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③ 胃薬(吐き気止め) ボミットバスター

     (1日1錠)

 

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先ず①の 抗生物質アモキクリアです。

薬の色には最初驚きましたが

これは猫ちゃんの好む 

かまぼこ味がするので比較的

飲ませやすいのと、

指で簡単にカット出来るよう

薬の中央が凹んでいます。

(恐らく子猫の場合半分の量

で済むからだと思います)

 

我が家のフクは 調子のいい時は

薬を鼻に近づけたら そのまま

パクッと食べる時もありました。

 

だけど鼻に近づけても フン!と

そっぽ向かれたらフードに混ぜて 

みたり、でもその間のやり取りで

猫に薬飲まされるとバレてますから

そう簡単にはいきませんでした。

 

次に②のステロイドですが、これは非常に

苦味がありちょっとでも猫が苦味を感じると

たちまちパニくって必死で

吐き出そうとします。

あまりの苦さで泡を吹く恐れあり。

 

私もこれが一番失敗が多かったです。

 

でも、ここで飼い主が飲ませるのに時間が

かかってしまうと、いつまでも猫が苦味で

苦しみますので、ここはいったん

吐き出させて再トライしましょう。

 

私は苦味を忘れさせるため

失敗したら直ぐちゅーるおやつを

舐めさせてから再トライしてました。

 

ですので、薬を飲ます時は

ちゅーるおやつも先をハサミで

カットして素早く与えられるよう

準備してから服用させてました。

 

そうしとかないと、猫の体を

固定してる状態の時の動作なので

自分が動けないし、手も逃げないよう

なるべく猫に触れておく必要が

あるからです。

 

無駄な動きは最小限にしないと

いけません。

 

その時錠剤が猫の唾液で

ふやけてしまっていたら新しのに

替えましょう。

ですから薬を処方してもらう時は

失敗することも考えて余分に

処方してもらっていました。

 

③の胃薬は他よりも小さいのです。

人用のイブEVE(頭痛薬)くらいか

小さいくらいです。

投与しやすいかと思えばそうでもないです。

 

薬を飲まされている時点で猫にとってみれば

大きいも小さいも関係ないのです。(苦笑)

 

猫が薬を飲み込んだのを確認したら

シリンジで水を飲ませて

錠剤をスムーズに体内へ送り込める

ようにまた、猫ちゃんも喉の

引っかかりなどの違和感を無くして

あげる為にも素早く水を含ませて

あげて下さい。

 

私が行った薬の服用のやり方は

また改めて書きたいと思います。

 

その他末期には血小板の減少で

血が止まらなくなり、鼻血を止める為

止血剤 トランサミンも服用して

おりました。

 

薬を飲んだ事のない猫ちゃんは特に

サプリメントで試して猫ちゃんがすんなり

従ってくれるのかを把握し、

元気なうちに飼い主さんが

直接投与をマスターしておくことが

愛猫にとって必要不可欠だといえるでしょう。

 

ちなみに、下の写真はフクが目薬の投与を

イヤだ!イヤだ!と私の腕にうずくまっている姿です。(笑)

 

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