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ペットロスを自覚して受け入れる

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愛猫フクが白血病で旅立ってから

もうすぐ3か月になる。

 

保護した時 様々な葛藤の末、

(ブログの最初のタイトルで詳しく

書いてます)  この子は私が責任持って

飼うのだと強い決意のもと

私との共同生活が始まった。

 

絶対白血病を発症させてはならない。

 

人間と違って発症すれば治る薬はなく、

ほぼ助からない。

 

それに猫を自分の狭い部屋で

隔離して飼うのが初めてだし

部屋には電気コードとか危険が伴う

リスクもあり、最初から部屋を解放

して留守番をさせれなかった事を

今更ながら悔やんでいる。

 

狭いゲージに8〜10時間も閉じ込められ

それが1か月も続いて猫にとって

どんなにストレスだっただろう…。

ただでさえ 突然住む環境を

変えられてしまった猫にとって。

 

今になって猫の立場、気持ちになって考えて

やれなかった事への後悔。

 

それに白血病エイズの陽性を

どうしたら陰転出来るかを

私がもっともっと必死にならなくては

いけなかった。

 

見た目普通の健康な猫と変わらない

為に私自身の認識が甘過ぎたのだ。

 

体重管理もちゃんと出来ず、

いつの間にか肥満になり、ただでさえ

狭い部屋なので運動不足なのに

これでは猫が病気にかかる

リスクが増していくばかり。

 

頭では理解しているのに

出来ない、やらない、何とかなる …

振り返るとそういう日々の生活だった。

 

ホント駄目な飼い主…

たまに反省しても尚、肥満は

改善出来ないでいた。

 

主治医からも体重減らすよう

言われていながらも、急にフードの

量を減らすのは危険なので

とても難しく猫の餌をもらえない

ストレスをつい考えてしまい

思うように実行出来なかった。

 

この考えこそが間違っていたに違いない。

 

結局、飼い主である私の管理不行き届き

のためついに発症させてしまった。

 

コレにつきる…

 

もちろん 持続感染になった猫の

発症率は高いが、ケアをきちんと

すれは発症を遅らすことは出来たに

ちがいないと思っている。

 

成猫の場合、白血病ウイルスに

自己免疫力で打ち勝つ確率は高いと

言われているが、感染経路と感染時期

がノラ猫の為不明であり、もちろん

年齢もおおよそでしか分からない。

 

だけども、陽生と分かった時に

直ぐにインターフェロン投与を

獣医に言われなくてもダメ元で

積極的にしなかった私の判断が

その後の愛猫の寿命を左右したのでは

ないかと未だに後悔している。

 

インターフェロン投与の事は

常に私の頭の片隅にずーっと

持ち続けながら過ごして来た。

この判断が後に命取りになるのでは?

と考えるだけで恐ろしくなっていた。

 

全てタラレバだと分かっている。

 

もう一つタラレバ言うと

もっと早くに他の猫にワクチンを

打たせてフクもいっしょに

下の広い部屋で思いっきり遊ばせて

いれば… もしオス同士でもいずれ

仲良くなっていっしょに運動会も

出来て、運動不足は解消され、肥満や

ストレス軽減になったかもしれない…。

 

だけど、こればかりは分からない。

オス同士縄張り争いでけんかするかも

しれない。

 

いかんせん いくらワクチン打っても

ケンカやトイレ、エサの共有での

感染のリスクは拭えないから。

 

でも、試すべきだった…

 

しかも、キャットタワーも壊れた後

新しく買ってあげれなくて、

壁と窓に棚板だけ取り付けはしたものの

これも猫にとって

キャットタワーがないのはストレス

の要因になっていた可能性もある。

 

今だに部屋にあるゲージ、

キャットトンネル、爪とぎbox,

最後に処方された薬でさえそのまま。

 

ペットロスから抜け出すには

いつまでもそのままにしておかず

区切りをつけて片付けなけれなば

いけない事は分かっている…

 

だけど、出来ないというか したくない…

 

フクと過ごしてきた日々を 

その空間を取り除くことなど

今の私にはあまりにも辛くて無理。

 

今はそういう自分の素直な感情を

受け入れて、ツライ時、悲しい時は

我慢せず思いっきり泣いてしまおうと

よく泣いている。

 

先日も朝起きて家事など済ませ

仕事へ行く支度中に突然泣いてしまい、

泣き止んでまた用意してると再びまた

泣いてしまい、仕事には遅れて行き

帰りにスーパーへ行く途中もまた車の中で

泣いてしまい、あーいけないって

何とか落ち着く事は出来たが、

いつスイッチが入り涙がこぼれるか

分からない。

 

お世話になっていた獣医さんのもとへ

旅立った後挨拶に行った時、

こんなことを私は口にした。

 

「 もう、猫は飼う事はないと思いますが、

もし…フクの生まれ変わりと思えるような

猫に出逢ったらきっとまた先生に

お世話になるかもしれないです。」

 

ペットロスから抜け出すために新たにまた

ペットを飼うという選択も理解できる。

 

でも私は、フクのことをいつまでも

忘れたくはない…

 

忘れることが供養になると人に言われるが

今はまだそれを肯定出来ない。

 

だから、この現状を受け入れるしか

ないのである。

 

自分がそうしたいから…

 

フク…狭い部屋の生活ばかりだったね。

あなたがどんなにか  家じゅうを

思いっきり疲れるまで走り回りたかった

だろうに…。

 

ごめんね、もっと早い時期に

あなたを 下の広い場所で遊ばせて

あげてたらって…。

 

私は ほんの少しの時間しかあなたを

下で自由にさせなかった。

 

今は天国でのんちゃんといっしょに

思いっきり走り回っていることでしょう。

 

フク…あなたに会いたい。

夢でもいいから…涙

 

たまに気分転換をすることだけは

心掛けていきたい。