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長年放置していた汚い台所のプチリフォームDIYの実現 ~前編~

家の事に長年無関心だった私

 母が元気で家事をやっていた時から私は家の事に無関心だった。

築40年以上になるこの家は他の同じ40年以上の家より

ずいぶんガタがきていると思う。

壁や天井などの汚れ、ヒビも少し入った箇所がある。

 

元々普段から家の手入れはほとんどなされていなかったし、

自分自身も片付けが大の苦手で部屋の模様替えも余りした記憶がない。

家事もあまりというかほとんどしてこなかったし、お菓子作りも

子供時代してないし、料理も興味がなくほとんどしてこなかった。 

母が高齢になり、それでも元気なうちはあまり台所に立つことは

してなかった。我が家は昔からどの部屋も物が多く散らかっていて物を

捨てられない母は" 要る時にないと困る " が昔から口癖で頂いたギフトの箱はもちろん、

包装紙、リボン、ありとあらゆる物を取っておいたので家中が物だらけ。

特に台所は狭い上散らかっていて古くなった鍋、フライパン、タッパーなど

捨てれない上新たに増えていき、食器棚の中もきちんと整理もしてないので

狭い台所は二人入ると作業できない程散らかりっぱなしだった。

だからといって、仕事とプライベートが優先で何もしてこなかった私・・・。

 

 

冷蔵庫の故障で買い替えが転機となり台所の片付けが始まった

 

 母が料理を作る気力が少しずつ減ってきて、

いよいよ私が料理をせざるを得ない状況となったのはおおよそ3年位前

からである。その散らかったままの台所で料理をするのがストレスになり

かといって当時休みもほとんどなく、時間帯だけ遅く行っていたので

片付けるとなると仮に休みを取ったとしてもすぐに片付け終える状態ではない

のと自分がやりたくない気持ちが先いってしまい、いつもイライラしながら

料理していた。冷蔵庫の中も物が目いっぱいして期限切れのドレッシングや

様々な物が奥の方に詰まっていて冷え方も悪く、寿命もあり

とうとう故障して冷えなくなってしまった。

幸い真冬だったので買い替え納品までの期間もそんなに困らなかった。

 

先ず壊れた冷蔵庫の中身を全部出すのを兄妹で時間を設けてやり、

残りは私が夜炊事が済んでから毎日1時間程度 分別しながら出していった。

とにかく悪臭がするようなものが沢山

詰め込まれていて精神的に心折れそうになり

ながら数日かかりやっとのことで中身を

全部出し掃除した。

毎日少しずつ要らない物を出して、

食器棚の中身も長年使っていない

食器も使うのは全部洗ってからダンボールに

詰め、食器棚の中身を空にして、

台所が狭いので極力使わないのは

処分し古い食器棚やレンジ台は

粗大ゴミに出すよう家の外へ出した。

 

まだまだ先は長い・・・。

 

次は流し台回りと吊り下げ収納棚の

片付けが待っている・・・。

1人でやるなら気が遠くなりそうだが、

兄妹で協力してできたため、

精神的に気が重くならずにすんだ。

これで長年汚く散乱していた

キッチンがきれいになると思うと

何より嬉しかった。

 

とりあえず流し台以外は全ていったん

外に出した。

冷蔵庫も高さがドアより高い為傾けてから

やっとの思いで外に出すことができた。

 

時刻も夕方になろうとしていたので、

簡単に掃除を済ませ別の日に壁の

ペンキ塗りをすることにし、

後片付けをしてから仕事へ向かった。

 

母は私達が片付けしていると何でも

捨てられると思い、泣き出して

ふさぎ込むことがしばしばで、

片付いてきれいになって良かったとは

決して言わないのでこちらも

参ってしまいそうになる。

昔、物がなかった時代を生き抜いてきた母。

物を大事にする気持ちは

理解できるが、面倒なのかこんな物まで

取っておくのかと自分がキレそうになる

こともしばしばだった。

 

片付けられない母にイライラするも、

自分も人の事は言えない。

 

ここまで片付けるまで大変だったが、

同時に達成感もあり

疲れたがすがすがしい気分にもなった。

 

次は壁のペンキ塗りと収納ボックスの

DIYなどの作業が待っているが、

レイアウトやDIYの事を調べる楽しみが

出てきたところである。