フクといつまでも

四畳半の猫と私の共同生活を綴ります。

四畳半の部屋の外の世界を知ったフクちゃん!

フクにとって未知なる外の世界

白血病エイズの持続感染となったフク。

 

この子は引越しでもしない限りずっとこの四畳半の部屋で生活

するしかないと思うと気の毒に思う。

 

だからといって

先住猫と一緒に生活はさせられない。

 

先住猫が健康ならワクチンを先住猫に打てば一緒にできないこともない。

それは私次第。それでもリスクはある。そんなふうに獣医さんはよく言われる。

 

我が家は当時12歳と高齢で気が強い♀のんちゃんと5歳の人見知りで

フードをよく嘔吐しがちな♂チビちゃんが生活している中にフクを家族に

迎えたので先住猫とけんかするリスクもあり、私が仕事でいない時に

フクを威嚇し、縄張り争いのストレスにさらすことで発症したらと思うと

とてもフクを部屋からは出せないし、一生自分が許せなくなる。

 

それに人が来た時の玄関の開け閉めで脱走する可能性大である。

 

ネットで " 脱走防止扉 " なども検索したりしたが、予算的に無理だし

DIYも考えたがそれでも玄関となるとそれなりの素材を要するから

たとえDIYでもお金かかりそうで断念した。

 

脱走防止扉は以前からどうにかできないか考えていたので

現在進行形の我が家の課題である。

 

・・・やはりこの部屋で過ごすことが一番かなぁ・・・。

先住猫もまたストレスにさらされるのでお互いの為かな。

 

フクと私の部屋は2階なので運動する為に階段を仕切れないか

色々考えたが、構造上少ない予算では無理だし、先住猫達も階段ダッシュ

よくやるのでそれを奪うのも忍びない・・・。

 

「はじめの一歩」

そんな中ある日、私が部屋のドアを開けると恐る恐る部屋の外に

出る事があった。これまでは病院に行く時にキャリーケースの中から

外の世界を見ていただろうが、自分の足で部屋から出たのは

初めての経験となる。

 

今までは部屋の中からドアノブにぶら下がったりしてドアが開きそうに

なることがあるので中からも鍵を取りつけたが、フクがドアノブを

ガチャガチャするのでいつかタイミングよく開くのでは?と懸念材料。

まぁ、南京錠みたいな鍵を付けるまでもないし。

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それでも外に出るまではしなかったフクがある日を堺に私が帰宅して

ドアを開けると同時に隙間から外へ出ようとするようになった。

 

恐る恐る周辺の匂いを嗅いで下調べが始まった。

 

でも怖いのが先で

私が足音を立てるとビビりすぐ部屋の中に戻った。

 

「フクの初めの一歩」である。

 

外の世界を知ったフクちゃん・・・。

 

私が見ている時は部屋から出しても

いいかと思ったりもしたが、どうせまた四畳半の部屋に戻されるので

外の世界を知ってしまうと、狭い部屋に戻るのがイヤになったりは

しないか?とか色々考えるようになった。

 

" あなたの住む世界はこの部屋だけなのよ・・・"  と他の世界をあえて

見せない方が猫のためかなぁ?など

私自身だんだん分からなくなってきた。

 

どうしたらストレスなくフクがおだやかに過ごせるか・・・。

 

このことに尽きるから。

 

「病は気から」とはよく言うし。

人間も猫もいっしょだよね。

 

答えを出せないまま、仕事から帰ってくると既にドアの前に待機して

いてドアが開くと顔を出すようになり、

一歩一歩と徐々に階段から降りるようになっていった。