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家族になったフクと先住猫への配慮

家族には内緒にして ケンカするから

離していると伝えてある。

 

先住猫達は私の部屋でいつも眠ったり

して自由に行き来していたので、

いつものように2階の私の部屋に

入ろうとやって来た。

 

オスは威嚇ばかりして近寄らなかったが、

メスの高齢猫(名前はのんちゃん)は

積極的にやって来た。

 

ドアを締め切っていて開けれないので

前足と鼻で何とかして開けようと

しているのが中に居てわかる…

 

フクをゲージに入れてからそっと

ドアを少し開けてみた。

 

直ぐにのんは入って来たので手を出さないよう

体を押さえて対面させたが、

フクの方に近づこうとしたので私は直ぐに

のんをドアの外に出してしまった…。

 

…今思うと、この時もう少しちゃんと様子を

見守ればよかったのだ。

 

近づこうとしたのは匂いを確かめる為で

必ずしも手を出すとは限らなかったのを

私の方がこの対面の機会を台無しにしてしまい、

今後の高齢猫のストレスを増幅させてしまった

原因を私が作ってしまったのだ。

 

先住猫との対面を誤った私は

これから先のんがどれほど寂しい

思いをしていたか、フォローしている

つもりでいたが猫の目線からすると 

そうではなかったと後々思い知らされる

事になる。

 

 どのサイトを見ても、多頭飼いは先住猫を

優先して可愛いがらなくては

いけないと書いてある。

 

分かってはいるけれど、先住猫も気に

なるがやはり白血病陽性となると

ストレスが一番怖いのでどうしても

フクの事が優先的になってしまっていた・・・。

 

自分の部屋だけで猫を飼う事になり、

最初に悩んだのは仕事で留守番させる

時間が9~10時間もあるのでいきなり

ゲージから自由に出れるようにして

出掛けるか、それともゲージ

(2段のアイリスのゲージ)に入れたまま

出掛けるかであった。

 

狭いゲージに入れたままの猫の

ストレスが心配だが部屋のテレビの

コードなどを噛んだりしないか

など心配だったので危険を

回避する方を選んだ。

 

ドアの外と内両方簡単な鍵を取り付け

猫がドアノブにぶら下がりドアを

開けないようにした。

 

帰宅したら直ぐゲージを開放して

部屋を自由に使わせた。

 

ベッドはあるが私が横になると顔や頭に

飛びかかって寝れないので

フクが眠そうになってから下の客間の

ソファーで毛布に包まって

寝ることにしたが、それは先住猫に

対し私がフクとばかり過ごすと、

自分達(先住猫)がないがしろに

されていると感じさせない為でもあった。

 

仕事が昼過ぎてからなのでいつも

寝る時間は明け方なのだが

朝になったら2階からフクの鳴き声が

聞こえてくるので一度2階へ上がり

水を替えて朝ご飯を少し与え

再び二度寝する毎日となった。

 

キャットタワーを設置し、部屋が

狭いのでなるべく段差をつけて

遊べるよう押入れが腰より高い位置なので

押入れを活用し上下運動できるようにした。

 

あとは毎日の留守番時のストレスが

気になる所で早くゲージを開放して

あげたいがなかなか決心がつかない。

 

そこで、仕事先でもスマホで見れる

ネットワークカメラを設置しようと

考えた。

 

職場と自宅の距離は車で12~15分なので

カメラを付けるまでよく昼休みフクの様子を

見に帰ったりもした。

 

そんな毎日があっという間に過ぎた。

 

そしてフクとの初めてのお正月を

迎えることになる。