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猫白血病の治療~前編

抗がん剤を投与するのか?しないのかの決断

抗がん剤・・・

聞くだけでゾッとする言葉。

 

様子が明らかにおかしいフク。

何度も何度もトイレに入るが、ウンチが出ない。

その回数の多さとやら、異常だった。

早く朝になって・・・

 

朝になりフクを連れて受診。

 

血液検査の結果を待つ間のもどかしいこと…

それでもまだその時の私は楽観的であった。

なぜなら、前も具合が悪くなった際も

フクは乗り越えてきたから…

 

がしかし・・・今度はちがった。

 

結果が出たと促されて部屋に入る…

院長先生の表情を見た私は、瞬間的に

嫌な予感がした。

 

検査の数値が画面に映し出され、

白血球の数値の低さがそれを指し示す。

他にも赤血球、血小板減少と異常あり。

 

白血病です…」

私「エッ・・・?・・・発症したと

いう事ですか?」

 

「そうです。」

 

動揺する私のために少し間をおいて下さり、

「治療を早く始めたほうがいいので、

いまからどういう方法をとるか考えましょう。」

私「先生、今日直ぐ決めなきゃいけないですか?」

「はい、今からでも始めた方がいいです。」

 

抗がん剤投与か、ステロイド投与のみか?

抗がん剤投与をしてから、一週間おきに

血液検査の実施。その結果を見ながら

再び抗がん剤投与の繰り返し。

 

一方、ステロイド投与だけでは、

一時的に元気になるが

長くはもたないとの事・・・

 

私の答えは決まっていた・・・

 

ちょっと思い出して涙が止まらない

 

続きは後日に持ち越そう・・・