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ペットロスの私にそのセリフ言わないで~

忘れてあげないと猫ちゃんも悲しんで成仏できないよ

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そんなこと…言われなくても

分かってるよ…

それが出来ないから苦しいんじゃないの…

 

大切な人を失って、簡単に忘れられないのと

同じなんだよ。私にとってのフクは…

特別なんだ。フクは…

 

そのことは今から説明します

 

フクとの出会い

 

色んな事が上手く回らなくなり

スランプ状態の日常の中、

フクは突然私の職場に現れた…

 

元気で愛嬌のある性格のようで

フクは直ぐに私を受け入れて

くれてほぼ毎日現れるようになった

雨の日でさえ…

 

仕事を終え、職場を離れるのが

徐々に辛くなっていく日々…

 

我が家には先住猫が居た為

保護する決断までひと月ほど

かかったのだが、

すでに芽生えた愛情、これから冬に

なり寒さに凍える毎日や交通事故に

遭遇するリスクを考えると

保護すること以外の選択肢はもうなかった

 

以下は最初の記事のとおりです

 

fukutoitumademo.hatenablog.com

 

どんなことがあろうとも

最期までフクと共にいる…

 

まさに「フクといつまでも…」

なのである。

だからこのタイトルなんです。

 

見た目は健康そのもの、

よく食べ元気いっぱいの

フクの姿…

 

狭い部屋なりに走り回るフク…

 

他の健康な猫と何ら

変わらないことにすっかり

慣れてしまった私はいつの間にか

油断してしまい、すっかり

忘れていたのだ…

 

フクはエイズ白血病

ダブルキャリアであり、ストレスが

発症の引き金になってしまう

ことがあるのだということを…

 

狭い部屋にキャットタワーを置き、

押し入れの段差、棚板を付けた。

 

「フク、ごめんね。こんな狭い

所に閉じ込めてしまって…」

 

事あるごとにフクに謝っていた

 

でもフクは受け入れてくれた。

 

いつの間にかいっしょに寝れる

ようになり、仕事でいつも

留守番させていたからなるべく

部屋でフクと過ごすようにしてました

 

フクの鳴き声の使い分けで

要求をくみ取り、できる範囲で

応えるようにしてきたつもりです

 

でも・・・

でも、どうしてもフクの要求に

応えられないことがあったのです…

 

それは・・・

 

自宅のどの部屋にもフクは自由に行けないこと

 

階段ダッシュもできませんから当然

部屋から部屋へじゅうたんを蹴散らしての

運動会もできません

普通に猫がしているこの日常的なことが

フクにはしたくても出来ません…

 

亡くなる1年くらい前から私が

見ている条件で下の階へフクは冒険

しに降りて行っていました。

 

ほんの数分だけのこと…

 

でも、もっと早くそうすればよかったと…

ヤンチャ盛りのフクの心境を

考えてあげられなかった…

私の想像力の欠如です…

 

いつも狭い部屋の段差やキャットタワーを

使って出来る範囲で走ってました。

 

距離を稼げないから、キャットタワーから

押し入れへと移動、そしてベッドの下を

潜り抜け再びキャットタワーへ飛び乗る。

その繰り返しをしてました。

 

野良猫時代に比べ、一気に行動範囲が

四畳半となってしまったフクの気持ちを

当時の私は理解してるつもりでした。

 

先程も述べたが、フクの身になって考える

力が全然足らなかった…

これに尽きる…

 

フクを失って初めて気づいたのです

 

それに、最初にフクの体に異変が

おとずれた時にもっともっと注意深く

経過観察をしていれば、

発症を回避できたかもしれない…

 

今思えば、いつの間にか部屋中

走り回ることをしなくなったことを…

 

まだ見た目には異変が見受けられない

時期だった…

 

それに…血液検査を年に何度もしておけば

その都度何処か数値に異常があれば

早めの対応でその後の発症は回避出来た

可能性だってある

 

当時から金銭的な余裕がなく、

健康診断の為の血液検査がなかなか

出来ていませんでした。

 

ワクチンこそ毎年打っていましたが、

せめて3ヶ月に一度でも血液検査をしておく 

べきだったと今更ながらの後悔です。

どうにかしてでもやるべきだったと…泣

 

こんなダメな飼い主とフクは生活させられて…

 

でも…フクが大好きで、大好きで…

 

その気持ちだけはいつまでも変わらない…