フクといつまでも

四畳半の猫と私の共同生活を綴ります。

愛猫のんちゃんとの突然のお別れ〜VOL.2

ペット霊園でのお別れまでの40時間 〜前編〜

 

 箱に入るのが大好きだったのんちゃん。

 

箱の中で眠るのんちゃんを枕の頭上に置いて床についたのは

4時を回っていたと思う。

 

朝になりペット霊園に電話をした。

 

先方によると、今日の空いている時間帯は午後の13時からだという返事であった。 

旅立ってから10時間しか経ってないし、未だのんちゃんといっしょに過ごしたい

という思いから、今日霊園に行くのはやめて、明日に予約を入れた。

 

何よりも、もうお別れだなんて嫌だという強い気持ち。

 

   祭壇の代わりにお供え用のテーブルを用意し、キャットフードや

愛用していた踏み台、クッションも側に置き、花がなかったので

保冷剤を買いに 行くついでに花屋さんを探し立ち寄った。

 

朝開店したばかりの様子で、店内に入ると店員さんの姿は見えず、

奥の方で作業の音がしていた。  声を掛けると直ぐにやって来られた。

 

私は「あの…、猫が昨日、亡くなって……」

そう言いながら涙が溢れ出て言葉に詰まっていたら、その店員さんは

とても優しく、ご自分の愛犬が亡くなった時の話をして下さった。

 

花は選んでもらい、"女の子だから、ピンクのポピーの花もね。"

と可愛くまとめて下さった。花束とは別にもう一つ束ねて作ってくださった。

 

ほんの10分足らずの時間だったが、悲しみを共有してもらい、

とても気持ちが安らいだ…。

 

その日も仕事だったがのんちゃんと出来るだけ一緒に

過ごしたくて夕方に出勤を変更した。

 

  生前、のんちゃんが良く過ごした場所に箱に入ったのんちゃんを連れて行き

小1時間程ごとに移動した。

 

家族皆んなと過ごした部屋・・・。

 

独りになりたい時、よく出入りしていた押入れ、

父がいつも夕方お風呂の掃除をしている時、側に座って

待っていた場所・・・

 

多頭飼いをする以前ののんちゃんがまだ若い時、

仕事に行く私を階段の窓から見送ってくれた場所、

良く外を眺めていた場所でもある…。

 

小さい時に使っていたキャットタワーの

上にも箱ごと乗せてあげた。

 

そして… 私の部屋なのだが、

現在は隔離しているフクが生活しているが、もともとはのんちゃんがいつも

私のベッドの上で眠ったりして共に過ごした部屋であるから当然

この部屋でのお別れをしたいのだが、フクとは交流もない上、現在生活して

いるフクが居る所へのんちゃんの亡骸を果たして連れて来ていいものなのか…?

 

そんな事をいろいろ考えた末、やはりフクがやって来る前はのんちゃんの

部屋でもあり、思い出もあるので、ほんの少しの時間だけ、部屋に連れて 来て

この部屋とお別れをした。

 

夕方になり、仕事へ行き、帰宅した夜再び、のんちゃんが過ごした場所での

最後の夜を迎えた。

  

やはり、当時を思い出し辛くなってきたので、まだ今度続きは書こうと思う。