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猫の白血病・エイズ ウイルス感染について

フクが白血病エイズ共に感染していると判り、

当時の私は知識がなく絶望的になり 

泣いてばかりだった。

 

最初に診せた病院での見解だけで判断していたが、少し冷静になりネットで色々調べ始めた。

でも、白血病に関してはかなり厳しい記事も

読み落ち込んだ。

 

そこで、知恵袋で質問してみたらとても勇気をもらえる回答をして下さった方がいて また、

詳細に白血病エイズの事を教えてもらい

前向きになれるきっかけを与えてもらった。

 

感染しても発症させないことが重要!

 

感染していても 発症さえしなければ感染した

年齢にもよるが、寿命を全うできる猫も

いるという事を知り本当に救われた。

 

そのためにはストレスのない生活をさせる

というのが先ず絶対条件なのである。

 

だから、狭いゲージに入れての留守番がとても

 気になっていたがそうせざるを得なかった。

 

3軒目に訪れた病院が現在のかかりつけとなり

獣医さんも白血病に感染していても元気な

猫ちゃんいっぱいいますから大丈夫ですよ。

と励ましてくださりここの病院が自宅から

遠くないし、猫に話かけてくれるし

質問とかもし易い。

 

病院によっても野良猫感染症については見解が

違ったり余り詳しくない所もあるそうなので

いろいろ尋ねてまわることが必要と

その知恵袋の回答者さんは仰っていた。

 

私の気持ちもだいぶ落ち着いてきて 

とにかくストレスがかからない

生活を心掛けるように毎日過ごした。

 

猫を保護してからひと月経過した。

フクちゃんゲージから解放される

 

   2015年元旦。 フクと初めての

お正月がやってきた。

 

この約ひと月のフクの様子を見ていて

特にイタズラする事もなく、

病院では先生から大人しい猫と言われたので

今日からゲージは常に解放して

おくことに決めた。  

 

新しい生活に段々と慣れてはきたが

私の部屋に誰も来ないので

他の家族とは交流がない為、下の階で

物音や話し声がすると

怖がってベッドの下に隠れる。

 

私以外誰もフクの事をいつも気にかけて

いない分余計にフクに対しての

愛情が倍増する。

 

でも相変わらず、頭に飛びかかるので、

少しの時間でも一緒に寝たいのに

寝られないのが寂しい…。

 

1月2日 仕事へ朝早くから行くので

ほぼ12時間ほどの留守番に

なるこの日、いよいよゲージを解放

して出掛けた。

 

まだこの時点でカメラを設置していないので 不安もあり昼休みフクの様子を見に帰宅した。

 

でもちゃんとおりこうさんに留守番

してくれていたので

これで もう大丈夫と思った。

 

後は冬の寒さが少し気になるが、部屋の壁は

断熱材を入れてあるし羽毛布団もあるし

寒い時は布団の上で寝るから

さほど気にならない。

 

エアコン入れるまではない感じ。

 

ただ、風邪は絶対ひかせられないので

部屋の湿度と気温はいつも

気になる所であったが 幸いエアコンが

プラズマクラスター

搭載だったので良かったと思った。

 

保護してから約ひと月経過したところである。

 

ネットで猫のことを沢山調べてみて

今迄も猫飼ってきたから猫のこと

知っているつもりでいたが、

まだまだ知らない事も沢山あった。

 

猫って奥深いとつくづく思った・・・。

 

 

家族になったフクと先住猫への配慮

家族には内緒にして ケンカするから

離していると伝えてある。

 

先住猫達は私の部屋でいつも眠ったり

して自由に行き来していたので、

いつものように2階の私の部屋に

入ろうとやって来た。

 

オスは威嚇ばかりして近寄らなかったが、

メスの高齢猫(名前はのんちゃん)は

積極的にやって来た。

 

ドアを締め切っていて開けれないので

前足と鼻で何とかして開けようと

しているのが中に居てわかる…

 

フクをゲージに入れてからそっと

ドアを少し開けてみた。

 

直ぐにのんは入って来たので手を出さないよう

体を押さえて対面させたが、

フクの方に近づこうとしたので私は直ぐに

のんをドアの外に出してしまった…。

 

…今思うと、この時もう少しちゃんと様子を

見守ればよかったのだ。

 

近づこうとしたのは匂いを確かめる為で

必ずしも手を出すとは限らなかったのを

私の方がこの対面の機会を台無しにしてしまい、

今後の高齢猫のストレスを増幅させてしまった

原因を私が作ってしまったのだ。

 

先住猫との対面を誤った私は

これから先のんがどれほど寂しい

思いをしていたか、フォローしている

つもりでいたが猫の目線からすると 

そうではなかったと後々思い知らされる

事になる。

 

 どのサイトを見ても、多頭飼いは先住猫を

優先して可愛いがらなくては

いけないと書いてある。

 

分かってはいるけれど、先住猫も気に

なるがやはり白血病陽性となると

ストレスが一番怖いのでどうしても

フクの事が優先的になってしまっていた・・・。

 

自分の部屋だけで猫を飼う事になり、

最初に悩んだのは仕事で留守番させる

時間が9~10時間もあるのでいきなり

ゲージから自由に出れるようにして

出掛けるか、それともゲージ

(2段のアイリスのゲージ)に入れたまま

出掛けるかであった。

 

狭いゲージに入れたままの猫の

ストレスが心配だが部屋のテレビの

コードなどを噛んだりしないか

など心配だったので危険を

回避する方を選んだ。

 

ドアの外と内両方簡単な鍵を取り付け

猫がドアノブにぶら下がりドアを

開けないようにした。

 

帰宅したら直ぐゲージを開放して

部屋を自由に使わせた。

 

ベッドはあるが私が横になると顔や頭に

飛びかかって寝れないので

フクが眠そうになってから下の客間の

ソファーで毛布に包まって

寝ることにしたが、それは先住猫に

対し私がフクとばかり過ごすと、

自分達(先住猫)がないがしろに

されていると感じさせない為でもあった。

 

仕事が昼過ぎてからなのでいつも

寝る時間は明け方なのだが

朝になったら2階からフクの鳴き声が

聞こえてくるので一度2階へ上がり

水を替えて朝ご飯を少し与え

再び二度寝する毎日となった。

 

キャットタワーを設置し、部屋が

狭いのでなるべく段差をつけて

遊べるよう押入れが腰より高い位置なので

押入れを活用し上下運動できるようにした。

 

あとは毎日の留守番時のストレスが

気になる所で早くゲージを開放して

あげたいがなかなか決心がつかない。

 

そこで、仕事先でもスマホで見れる

ネットワークカメラを設置しようと

考えた。

 

職場と自宅の距離は車で12~15分なので

カメラを付けるまでよく昼休みフクの様子を

見に帰ったりもした。

 

そんな毎日があっという間に過ぎた。

 

そしてフクとの初めてのお正月を

迎えることになる。

今までの生活が一変し、猫中心の生活に。

  新たに家族となった猫、まさかのウイルス検査の結果!

 

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 初めてのブログです。分からない事だらけですが、とりあえず開設です。

 

私の一日は猫に始まり、猫に終わる毎日。

猫を保護した当時の心境や思いを

ノートに記していたが、ブログできちんと

後々の為整理したいと思っていたので

調度いい機会になった。

 

我が家には2匹のオスとメスの猫が既に

暮らしていて、メスは高齢で12歳に

なっていた。そんなところに3匹目を

飼うことになる。

 

野良猫を保護した時はすでに懐いていたので、

愛情も芽生えていた。

 

当然2匹の猫達と共に生活する

つもりだが、やはり先住猫の

ストレスが気になる所。

 

今度の新入りオスは1歳くらいなので

母性本能で可愛がってくれるのを期待。

今居るオスはとても

可愛がってくれてるから・・・

 

とりあえず狭い自分の部屋にゲージを

用意しトイレと餌を置いて、

徐々に先住猫と慣らしていくつもりでいた。

 

保護した翌日仕事に行く前に病院へ

連れて行きウイルス検査に

行ったのだが・・・

 

予想だにしない結果を知らされ

思わず絶句・・・

・・・白血病エイズ共に陽性欄に〇で

囲まれている・・・

 

涙が自然と頬を伝い言葉を失った・・・

もうすでに飼う事前提でいた為、

余りのショックで当時丸一日食事が喉を

通らず、眠れなかったたのを覚えている。

 

しばらくは仕事をしててもすぐに

頭をよぎり涙していた日々・・・

 

病院では里親の話もされ、先住猫に

ワクチンを打つか、それでも

隔離しないと感染リスクが高いという事。

 

何よりショックだったのは、

白血病の猫を先々安楽死する人も

いると言われた事。

 

苦しむ姿を見たくない、または猫が苦しむのが可哀想でそうすることも

あるという意味だが、死という言葉が

胸に突き刺さり こんなに元気にして

見たところ健康にしか

見えないのに何故??

 

当時の私は白血病の知識がなく、

陽性と出た時点でしかも獣医さんの

話ぶりで絶望しかなかった。 

 

でもこの後、知恵袋によって私の心は

前向きになることになる

 

 家で一緒には飼えない…

 

隔離といっても部屋を区切ることも

現実無理だし家族が了承するはずがない。

 

家族に検査をした事さえ話さず1人

2階の部屋に猫と閉じこもり悩み

泣き続けた。

 

里親探してもいざ引渡しとなると離れたく

なくなり、拒絶してトラブルに

なるのは容易に想像できる。 

 

そんな絶望の中、慣れない環境で猫が鳴き

続けることにイライラが募り

寝ていないから余計判断力が

落ちていたのか・・・?

 

(猫は不安で当たり前なのに・・・)

 

翌朝、猫を保護したくせに私は愚かにも

元の居場所に戻そうとして車を

夢中で走らせたのだ。

 

ふと、車のフロントガラス越しに

見た光景・・・

 

外は雪がしんしんと降っているその景色が

目に入り私をハッとさせた・・・

 

「私はこんな寒いところへ猫を

捨てようとしている・・・!!

何て自分は愚かなことしてるんだ・・・!」

 

慌てて車をUターンさせ自宅へ戻り、

猫にごめんねと何度も何度も謝った。

 

自分の中にあるダークサイドの部分を  

 垣間見た瞬間である意味自分で

怖いと思った。

 

しかしこの出来事で決心がついたのである。

 

これからこの子は私の家族になり私が

責任をもって飼うと決めた。

 

名前はこの猫が幸福になるよう、

フクと名付けた。

 

 2014年12月の出来事である。

 

猫を隔離して飼うなんて初めてだが

知恵袋などを頼りにして

猫と私の四畳半の生活が始まった。

 

また次回 当時を回想して記載します。

読んで頂きありがとうございます。